PM1401K-3M, PM1401K-3 取扱説明書

α・β・γ+中性子線対応、核種識別マルチサーベイメーター

背景放射線のチェック

サンプル測定を行う前に保存されている背景放射線に変化が無いか、短時間での簡易チェックを行う機能です。

正確な測定結果を得るために、測定場所を移動したときには背景放射線のチェックを行ってください。また、測定場所を移動していない場合でも、1週間に1回は定期的に背景放射線のチェックを行ってください。

核種識別PM1401K-3M

ベクレル測定のメニュー画面から [ 3.背景放射線のチェック ] - [ 選択 ] で背景放射線のチェックへ進みます。

核種同定PM1401K3M

背景放射線に変化が無ければ、緑色の文字で[ 測定完了 ]と表示されます。 サンプル測定に進んでください。

核種同定PM1401K3M

背景放射線に変化があった場合、赤色の文字で[ 背景放射線量の変化 ] と表示されます。 サンプル測定に進む前に、再度背景放射線の測定を時間をかけて行ってください。

マリネリ容器の汚染チェック

背景放射線のチェック機能を利用してマリネリ容器の汚染を確認することができます。

  1. マリネリ容器無しで背景放射線のチェックを行います。
  2. 空のマリネリ容器を背景放射線のチェック機能で測定します。
核種識別PM1401K-3M

この画面のように赤色の文字で [ 背景放射線の変化 ] と表示された場合には、マリネリ容器に汚染が見つかったことになります。 マリネリ容器をよく洗って乾燥させてから再度、同じ手順で汚染チェックを行ってください。