電源接続だけで設置完了

環境放射線モニタリング AGM-03 ユニットは、小型で設置の簡単な連続稼働に対応した放射線監視装置です。GM管（ガイガーカウンター）検出器により平時の放射線量から 250 [mSv/h] までの範囲で常時監視できます。内部メモリにより180日間の放射線量を記録保存できます。

24時間、常に環境の放射線量を監視し、放射線量の上昇が検出されると警告音、警告ライトが点灯します。警告は線量率に対して注意・警告の２段階で設定でき、画面の色がそれぞれ黄色、赤色の警告が発動します。

接続方式は、PoE対応のLANケーブル（LANケーブル内に電源ケーブルを含めた規格）と、RS485通信に対応しています。接続方式は注文時の選択となります。

警告発動の動作

線量率に対する警告表示は４段階で設定できます。

• 毎時シーベルトでの放射線量(Sv/h)が高くなる方向に２段階で設定できます。
• 放射線源の保管庫などでは放射線量が低くなる方向でも警告が必要となりますが、低い方向にも２段階で設定することができます。

警告の段階によって画面の色が「黄色」「赤色」に変わり、警告の状況を分かりやすくお知らせします。

豊富な周辺機器とネットワーク接続対応

目的に合わせて様々な周辺機器を組み合わせることで屋外の測定、中性子線の測定などの機能を追加できます。

すべての機器はEthernet(LAN)接続と RS485シリアル接続に対応しています。

設定画面

液晶画面では、簡易な設定のみができます。

警告発動値や、警告音、警告時の色などは、LANケーブル経由で設定します。

ブラウザから数値を確認

ブラウザにAGM-03のIPアドレスを入力すると、現在の線量率、積算線量、気温がリモートで確認できます。

ネットワーク経由で、離れた場所からでも監視できます。

測定値は、約10秒おきに更新されます。