積算もできる個人線量計 PM1610
70グラム、6センチ角
胸ポケットにも簡単に入る大きさに、放射線の測定器として必要な機能をすべて搭載。低い値から大きな値まで測定できる新開発のガイガーカウンター検出器を搭載。1回の充電で1ヶ月間、利用できます。
アラーム機能
放射線量が一定値を超えるとアラームが作動、音や光であなたに警告します。もちろん、マナーモードも搭載。 バイブレーションでも警告できますので、毎日身につける方でも安心してご利用いただけます。
シーベルト表示
シーベルト単位とは、人体への影響を考慮した放射線の強さを示す数値です。新聞やニュースでも利用されている国際単位です。 数値の大きさは、人体への影響の大きさの度合いを示しています。
パソコンと接続
自動的にあなたの被ばく量を計算、数分おきに放射線の値を記録します。測定器をパソコンとつなげば、1日の放射線量の変化をグラフでかんたんに表示できます。
わずか6センチ角、最軽量ボディの放射線測定器
持ち運びかんたん
大きさは、わずか6センチの正方形。70グラムの小さな本体に、放射線を測定する機能がすべて入っています。
放射線は目に見えず、感じることもできません。身の回りの放射線量を知るには、測定器を使って24時間監視する必要があります。もちろん今の瞬間の被ばく量を知ることも大切ですが、過去1ヶ月間や1年間の被ばくした総量を知ることも重要です。
この測定器は、総被曝量をメモリに保存でき、保存したデータはパソコンを使ってグラフに表示することができます。
2024年の最新版モデル、液晶が日本語になりました。
ボタン2つのカンタン操作
初めての方でも、重要な機能を簡単につかうことができるガイガーカウンターモデルです。2つのボタンだけで操作できます。
今の瞬間の放射線量を知ること、これまでの積算での放射線量を知ること、この2つの表示を簡単に切り替えることができます。
危険レベルになった時のアラームを設定できます。アラームは、音、バイブレーション、光から選択できます。
耐衝撃ラバーケースと液晶バックライトを搭載。過酷な環境、気象条件の元でもお使いいただけます。日本でも数千台が利用されている人気の機種です。
分単位で放射線量を記録してグラフ化できます。
パソコンに接続
- 今、現在の環境の放射線量
- これまで被ばくした積算での放射線量
測定器は2つの数値を同時に計測して、定期的に現在値データを記録・保存します。
パソコンと接続も簡単。USBケーブルを接続するだけで、簡単に記録したデータを転送できます。
付属のWindows アプリケーションを使えば、測定器に保存されたデータをグラフ化し、1日の放射線量の変化を見ることができます。
動画で紹介 ガイガーカウンターPM1610線量計
人の被ばく量を管理する
毎日の生活や、移動中の被ばく量を1分ごとにすべて記録します。あなたや大切な家族の線量を正確に測定することができます。
測定単位は「シーベルト」です。 家の中、公園、学校、職場など、それぞれの環境の放射線の差を知るための放射線測定器としても利用できます。
一方で、PM1610では食品のような線量がとても低い物は、測ることができません。 ですが、放射性物質に汚染された表土など線量の高いものであれば、 PM1610を近づけていくほど、値が高くなる傾向を見ることができます。
USBでパソコンに接続すれば、1分おきに記録された1日の線量の強さをグラフで見ることができます。 どこに居たときが線量が高いのか、といった詳しい調査を行うことができます。
校正の種類
放射線測定器は校正によって2タイプに分けられます。
- 個人線量計
- 空間線量計
個人線量計
個人線量計は、人間の被ばくを測るものです。男性であれば胸ポケット、女性は腹部や腰あたりに身に着けて使います。 人体という水がいっぱい含まれたような物体のそばに置いて使うことで正しく人体の線量を測定できるように調整されています。装着部位については、こちらの「 個人線量計の装着部位の解説」が参考になります。
空間線量計
空間線量計は、手に持って使う、どこかに置いて使うような用途です。いろいろなところに持ち出して、その場所、その場所の線量を測定するような目的に使えます。空間線量計の方が自由に使えるといってよいかと思います。
線量管理ソフトウェア
いつ、どこで線量が高かったのか詳細に把握できます。
測定器に付属している線量管理ソフトウェアは、一人から数百人規模のチームの線量管理を 1台のパソコンで行うための付属ソフトウェアです。
利用者と放射線測定器のシリアル番号をパソコンに登録することで、数年にわたる被ばく管理をパソコンで行うことができます。 対応できる測定器は、PM1610, PM1211, PM1208M, PM1621M, PM1603 です。 種類の異なる放射線測定器からのデータでも、同じソフトウェアが利用できますので、1台のパソコンで管理できます。
家族全員の被ばく線量を管理
線量管理ソフトは、利用者名と放射線測定器のシリアル番号を一組として記憶します。
定期的にパソコンと接続して、データ取り込みボタンを押すだけで、シリアル番号を元に、利用しているユーザの被ばく管理データがパソコンに保存されるようになります。一人で使う場合から、数百人で使う場合まで、従業員・作業員・家族の被ばく線量を効率的に管理できます。
Polimaster の線量計は、最短1分ごとに線量率・積算線量を記録でき、年間を通じて詳細なデータを残すことができます。積算線量の高い利用者は、1週間、1ヶ月といった短期間で警告を出すことができ、いつ、どういった時間帯に高い放射線を浴びたのか、詳細な解析を行えます。
放射線量管理のための付属ソフトウェア
Windows で動作します
時計に記録された分単位での線量率、積算線量を、パソコンでグラフ表示できます。
外出先から帰宅したら、パソコンにデータを取り込むという作業を繰り返すことで、年単位、月単位での正確な線量管理ができます。 アラームを設定が行えますので、1日や1週間という単位で、急激に増える被ばく線量を即座に把握することができます。
放射線管理ソフトウェアの使い方
データ転送はとても簡単です。
あなたが使う放射線測定器をパソコンに登録し、帰宅後、パソコンにつなげてボタンを押すだけの簡単操作です。1ヶ月、1年、といった長期間のデータをすべてパソコンに取り込むことができます。
あなたの名前と、測定器の番号をパソコンに登録します。1台のパソコンで、複数の測定器を管理できます。
レジャー、旅行、出勤などいつもの生活で、測定器を持ち歩きます。カバンの中に入れておいても大丈夫です。
1週間に一度は、パソコンと接続して、データを取り込みます。ボタンを押すだけで、測定器から簡単にデータが転送され、グラフ表示できます。
年間の追加被ばく線量1mSvと、空間線量率・毎時 0.23μSv/h
環境省では、除染を実施する地域の条件として毎時0.23マイクロシーベルト(μSv)以上の地域と定義しています。この測定器は空間線量計となっており、この数値を測定することができます。
その算出の基準となっているのは、年間で許容できる追加の被ばくを1ミリシーベルト(mSv/年)としたことです。
年間の被ばく量を一時間当たりに換算すると、毎時0.19 マイクロシーベルト(μSv/h)と考えられます。(1日のうち屋外に8時間、屋内(遮へい効果(0.4倍)のある木造家屋)に16時間滞在するという生活パターンを仮定)。 さらに日本では平均的にどの地域でも自然放射線として毎時0.04マイクロシーベルト(μSv/h))があるため、これを加えて合計で0.19+0.04=0.23μSv/h という上限値が定められています。
身の回りでもこれより高い放射線が検出された場合には、注意が必要となります。
シーベルト単位は、スウェーデンの放射線物理学者で放射線防護に業績のあったシーベルト氏の名前に由来しています。
たろうまるの安心サポート体制
高性能な放射線測定器を、ずっと安心してお使いいただくために、最高のサービスを提供したいと考えています。
いつでもご遠慮なくお問い合わせください。
校正と点検
たろうまるは、正規販売店です。
測定器の販売、点検・校正、技術サポートまで、メーカーの技術者から教育を受けたスタッフが対応しております。 購入頂いた線量計、放射線測定器、サーベイメーター、食品用放射線測定器は たろうまるを経由して、メーカーでの修理、点検、校正を行うことができます。
安心の修理体制
メーカー保証期間、保証後も、修理は承っております。
修理品の送料につきまして、
弊社側からの発送の場合は弊社負担、お客様側からの発送については、お客様のご負担となります。あらかじめご了承ください。
サポート
すべての製品は、10年間以上利用されることを想定した耐久性のある設計です。 お求めいただく測定器は、長い期間お使いいただく製品になります。
たろうまるでは、お客様が製品を使用している間ずっとサポートを行っていく体制をとっております。 使い方、修理、校正、点検など、あらゆる場面において技術スタッフが、いつでも対応しております。
線量計 PM1610 仕様
-
製品の分類
個人線量計 -
サイズと重さ
高さ :58 mm
幅 :58 mm
厚さ :18 mm
重さ :70グラム -
検出器
ガイガーカウンター -
表示
バックライト付き液晶ディスプレイ。点灯時間は、調節可能。 -
線量率の測定
0.01 μSv/h ~ 10.0 Sv/h エネルギー補償あり -
線量率の誤差
±(15+Κ/H)%1分間測定の誤差- Κ : 0.0015 mSv/h
- H : 線量率 mSv/h 単位
-
積算線量の測定
0.05 μSv~10 Sv -
積算線量の最小記録単位
0.001 μSv -
レントゲン等のパルス波の場合の積算線量の測定
10 μSv~10 Sv -
パルス放射線の最小照射時間
1 mS -
積算線量の誤差
±20% -
感度
45 cpm/(μSv/h) -
エネルギー応答
0.662 Mev 相当 (Cs-137)比- -60% : 20 keV~33 keV
- -40% : 33 keV~48 keV
- ±30% : 48 keV~3 MeV
- ±50% : 3 MeV~10 MeV
-
校正
-
電池
充電式。フル充電で、約1ヶ月間動作。パソコンと接続してのUSB充電にも対応。
PSEマーク特定電気用品※0.3μSv/h 以下の環境。線量が高くなると、比例して電池寿命が急速に短くなる場合があります。 -
2つの動作モード
- 今、現在の放射線量 [μSv/h]
- 線量計を使い始めてからの積算線量 [μSv]
-
アラーム
今現在の放射線量と、積算での放射線量の総量が、設定値以上になるとアラームが作動。アラームは、3タイプから選択できます。- 音アラーム
- 画面表示
- 振動アラーム
- 光アラーム
-
線量と積算値の記録メモリ数
-
防水・防塵
IP 65 : 強い水流に対する防水機能。 -
落下試験
1.5 m -
取扱説明書
-
線量管理ソフトウェア
USB接続でかんたんに接続。- 分単位で記録した積算線量・線量率のグラフ化・印刷
- 線量計の設定変更
-
Windows 対応
Windows 10, 11
-
動作環境
-20度~+50度 -
信頼性テスト
平均製品寿命 10年 -
保証
メーカー保証1年、初期動作保証。 -
ダウンロード
-
国際規格
- IEC 61526
- ANSI N42.20
- Rohs
-
搭載機能