PM1401K-3M, PM1401K-3 取扱説明書
α・β・γ+中性子線対応、核種識別マルチサーベイメーター
核種識別モード
核種識別モードでは、ガンマ線を出している核種を判定することができます。
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メニューから [ 核種識別 ] - [ 選択 ] で核種識別モードへ移行します。
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液晶画面には、ガンマ線からの積算されたカウント率が表示されます。放射線源と測定器の間の距離を調節して、カウント数が 100~500カウントぐらいになるようにしてください。
この範囲のカウント数になるようにすることで、核種識別を最も効率的に行うことができるようになります。
緑色の矢印は、核種識別をするには、少し線量が低いことを示しています。この場合には、スペクトラムが十分に積算されない場合がありますので放射線源により近づけてください。
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赤色の矢印は、核種識別をするには、線量が高すぎることを示しています。この場合には、スペクトラムがうまく取得されない場合がありますので放射線源から遠ざけてください。
液晶画面下部に測定完了までの残り時間が表示されます。
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残り時間まで待ちますと、核種識別結果が表示されます。
[ メニュー ]を選択すると核種識別モードを終了します。
Cs137 1/1 IND 100% の測定結果ですが、この意味は、識別された核種は、Cs137 で、セシウム137として登録されている光電エネルギーは、1つ登録されていて、その1つから識別したという意味(1/1)になります。IND は、Industory (工業)核種という意味で、%は核種識別の精度です。
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メニューから [ 核種識別 ] - [ 選択 ] で核種識別モードへ移行します。