核種の分析を行う

放射線を解析して、元となる物資を識別するのが、核種識別です。放射線のある場所で、セシウム由来の放射線か、自然放射線なのか、簡単な操作だけで判定することができます。

PM1704M は、大型のカラー液晶を搭載し、放射線のエネルギー分布であるスペクトル解析と核種識別を、端末だけで行うことができます。

もちろん、Polimaster 製品と同様に、高感度な検出器によるホットスポットの探索メーターと、音アラームを搭載していますので、音の強さを頼りに、高線源の場所を、数センチ単位で特定していくことができます。

PM1704M は、エネルギー補償タイプのGM管（ガイガーミュラー管）と、CsIシンチレーションの２つの検出器を搭載しています。低線量では、高速な動作が期待できるシンチレーションを動作させて、高い線量では、GM管による安定した線量測定を実現しています。