たろうまる@なかやま
校庭の線量 母親たちが調査
いわきの団体 「TEAMママベク 子どもの環境守り隊」
いわき市内の母親グル―プが、市内の全ての小学校(75校)の空間線量と土壌の放射線量を調査しています。
測定は、空間線量計を使って行われ、校庭の中央と四隅を3回ずつ測ります。次に、ホットスポットを探索できる測定器を身につけて、校庭をくまなく歩きます。さらに、校庭の土を採取し、市内のNPO法人に土の汚染度の測定を依頼するといいます。
調査を行っている母親たちは、「TEAMママベク 子どもの環境守り隊」のメンバーで、今春から子どもたちが遊ぶ公園などの土壌を調べているそうです。
今年の6月に「TEAMママベク」が市の教育委員会へ、「自分の子どもが通う学校だけでも調査させてほしい」と許可を申し出たところ、教育委員会側が「やるなら全校のデータがほしい」と求めたことにより、全小学校の調査が実現しました。
小学校の調査は来年1月までかかる見込みで、その後は幼稚園や中学校の調査も行われる予定です。