たろうまる@なかやま
ため池の底の土などから放射性物質
指定廃棄物の基準超え
福島県が農業用のダムやため池の底の土などの放射性物質を調査したところ、対象の1640か所のうち460か所で、8000ベクレルを超える値が検出されました。
これは国の責任で処理する「指定廃棄物」の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)を超える値です。
最も高いところでは、国の基準の30倍以上となる25万ベクレルだったということです。
しかし、ダムやため池の水については放射性物質の濃度が高いところでも1リットル当たり9ベクレルにとどまり、農作物へのモニタリング調査も行っていることから、市場で流通する農作物への影響は出ていないとしています。
県は農業用水や農作物への影響は少ないとしていますが、国の費用で土を取り除き処分できるよう環境省に求めることにしています。