核種識別ソフトウェア PoliIdentify 取扱説明書
GPSログ出力で地図作成と核種識別・スペクトル解析
スペクトルからの核種識別
取得したスペクトルから、核種の識別を行うことができます。
現在、スペクトルを測定中の場合には、メニューから Stop Accumulation を選択して、スペクトルの解析をいったん止めてから、核種識別を行ってください。
スペクトル測定は、同じ場所のメニューから再継続( Continue Accumulation )することもできます。
左下のメニュー “Menu” を開いて、Identify(核種識別) を選択してください。
スペクトルからの核種識別結果が表示されます。 identified nuclides が識別できた核種になります。uncertain の文字がある場合には、識別が不確定であるという意味になります。
識別結果の詳しい読み方は、こちらをご覧ください。
その他のメニューですが、
Report Options (表示の設定)では、不確定な核種を表示するかどうかを設定できます。最後に、OK を押します。
核種は、とても多くの種類があります。どの範囲の核種を識別するか、ライブラリを、選択することができます。
ライブラリーの中身は、テキストファイルで、編集できるようになっています。
- Cs134 は、核種の名前
- 2.06Y は、半減期 2.06年
- 563.23 は、エネルギー keV 単位
- 8.385E00 は、8.385 x 10の0乗で、8.385 で、これは崩壊の割合 % 単位です。たとえば、100個の放射性崩壊が合った場合、8.385% の割合で、このエネルギーが放出されるという意味になります。
メニューから、Spectrum info (スペクトル情報)を選択すると、どれぐらいの時間、測定を行ったかなどの情報を見ることができます。