放射線測定器のたろうまる
投稿: 2013/12/12
たろうまる@なかやま

福島のドキュメンタリー映画「A2-B-C」京都・神戸で上映

グアム国際映画祭グランプリ受賞作品

福島に暮らす母親や子どもたちの、放射線による健康被害の実態を追ったドキュメンタリー映画「A2-B-C」が、12月19日(木)京都シネマ、12月21日(土)神戸アートビレッジセンターで上映されます。

日本に暮らして10年になるアメリカ人映画監督、イアン・トーマス・アッシュ監督の作品で、福島県に住む子どもたちに発症した甲状腺異常と、それと向き合う母親たちを描いた作品です。9月に開催されたグアム国際映画祭の最高賞をはじめ、世界中で様々な賞を受賞し、高い評価を集めています。

タイトルにある「A2」「B」「C」とは、甲状腺異常を表す、検査結果の分類記号です。原発事故後、福島の子どもたちに甲状腺異常が報告されているにも関わらず、すぐにがん化する可能性が低いことや、放射線被ばくに起因するものではないという見解があることなどから、大きく報じられていないのが現状です。

映画「A2-B-C」は、来年春以降に全国15の都市で公開される予定となっています。