たろうまる@なかやま
シルトフェンス外側でセシウム最高値
法定放出基準は下回る
東京電力は4日、福島第一原発港湾内のシルトフェンス外側の2カ所で採取した海水の放射性セシウム137が、これまでの過去最高値を上回ったと発表しました。
法定放出基準(90ベクレル)を下回るものの、シルトフェンス外側でも放射性物質の拡散がコントロールされていない現状が、あらためて浮き彫りとなりました。
また、第一原発の海側にある観測用井戸の水からはストロンチウム90(法定放出基準30ベクレル)などベータ線を出す放射性物質が、過去最高値となる130万ベクレルの高い濃度で検出されました。
東日本大震災から1000日が経過した今も、汚染水問題の解決策は見えません。