たろうまる@なかやま
無料乳幼児内部被ばく検査 福島で
初日34人全員が不検出
福島県のひらた中央病院で、乳幼児の内部被ばくを測定する検査装置「BABY SCAN」による検査を開始しました。
乳幼児向けの内部被曝検査装置の開発に成功したのは世界で初めてで、ひらた病院では測定を希望する乳幼児に対して、無料で検査を実施しています。
ベイビースキャンは、東京大学の早野教授と、震災復興支援放射能対策研究所、放射線測定機器メーカー「キャンベラジャパン」が共同で開発しました。放射性セシウムの検出最小値(検出限界)を、従来の検査装置(ホールボディーカウンター)の1人当たり約300ベクレルから約50ベクレルにまで向上。精度が上がったことで、体が小さい乳幼児についても、正確な測定が可能となったそうです。
ベイビースキャンは、乳幼児から身長約130センチまでの子供が対象で、検査は横になったまま計測し、計測時間は4分とのことです。