たろうまる@なかやま
高速ホットスポットモニター“R-eye”
測定を点から面で行うことが可能に
放射線医学総合研究所は21日、民間企業との研究チームにより、従来のサーベイメーターの10倍以上のスピードで放射線量を測定できる高速ホットスポットモニター「R-eye(アールアイ)」を開発したと発表しました。
従来のサーベイメーターなどは、指示針が動き出してから最終的な値に安定するまでに30秒ほどかかり、広い場所での探査や除染効果の確認に長時間を要していました。
研究チームは針の最初の1秒間の動きから30秒後の最終値をはじき出す予測応答原理を応用。従来と比べ10倍以上のスピードで線量を測定することができるということです。
重量約20キロの手押し車型で、1台約200万円を予定しているそうです。