AT6130 取扱説明書
表面汚染密度ベータ線サーベイメーター
ベータ線の表面汚染密度の測定
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背面フィルタを開きます。
放射線測定器AT6130は自動的にベータ線の表面汚染密度の測定モードに移行します。
- 背面フィルタを開いていれば、表面汚染密度モードに自動的に切り替わりますが、切り替わっていない場合には以下の手順を行います。
メニューボタンを押します。
「モード」を選択します。
「表面汚染」を選択します。
表面汚染密度モードが開始されたら、測定する表面から 15mm (誤差±3mm)の距離で測定器を固定してください。
距離は正確である必要があります。 そのまま時間をかけて測定すると、偏差(%)の値が下がってきます。10~30%の値になれば、おおよそ正確な値として読み取ることができます。
背景放射線の測定頻度
背景放射線は、測定場所を変えた場合には毎回測定してください。
たとえば、車で移動しながらあちこちの表面汚染密度を測定するような場合には、毎回、背景放射線の測定が必要となります。
場所を移動した場合には、必ず背景放射線の測定を行ってから、ベータ線の表面汚染密度の測定を行ってください。
背景放射線の測定を行うときには、背面のフィルタを閉じることを忘れないでください。