AT2533 取扱説明書

超高線量・ガンマ線線量計

時定数と偏差(%)

線量計の時定数は、アルゴリズムによって自動的に調整されています。 線量計が放射線の大きな変化を検出すると自動的に現在の移動平均計算を破棄して、再測定が行われます。 偏差が25%以下の▲が点灯した時点で値を読むことで、最適な時定数で測定値を読むことができます。

再測定の開始

ある場所の放射線量の測定を再測定するには、平均化リセットを行います。
  1. リセットするには、線量率モードで電源ボタンを短く押してください。
  2. ライトが一度、点灯して平均化の計算がリセットされ、今現在の線量率を最初から測定しなおします。
  3. リセットを行うと偏差は99%に戻り、時間がたてば徐々に値は下がってきます。
  4. 再び25%以下の▲が点灯したら値を読んでください。
リセットは、たとえばビルの中から屋外に出たときや、新しい場所に線量計を設置したタイミングで行うことでその場所の放射線量を測りなおすことができます。