たろうまる@なかやま
イギリスが25年ぶりに原発新設
世界の原発は増加の一途
イギリス政府は2013年10月21日、南西部のサマセットにあるヒンクリーポイントに、新たな原子力発電所を建設することで、「フランス電力公社」を含む4社と合意しました。
福島第一原発の事故以降、ヨーロッパの原発建設計画は停滞していましたが、電力需要を賄うために必要だとし、25年ぶりに大規模な原発の新設に着手することになりました。
今回の合意について、キャメロン首相は「原発建設で低炭素エネルギー化が進み、建設中は2万5000人分の雇用が創出される。長期的で安全、かつ安定した電力の供給は、われわれの経済政策にとって欠かせないものだ。」とし、歓迎の姿勢を示しています。
日本で「脱原発」をめぐる議論が活性化する一方で、世界の原発の発電量は増加を続けています。 2030年には、世界の原発の発電量が、現在の2倍程度にまで増えるという予想もあります。