PM1208M 取扱説明書
毎日、さりげなく身につけられる腕時計タイプの高機能・積算線量計
線量率の測定を再スタート
PM1208Mを持ち歩き、自宅から公園に移動した時や、その場の線量を再測定したい時には線量率の再測定ができます。
再測定をしない場合、測定値は常に過去からの平均値を引きずっており、新しい場所(たとえば線量の高い場所)に移動しても、すぐには測定器が反応しません。測定器の反応を良くするには、過去の平均値を一旦リセットすることで、その場の線量を、より早く測定できます。
- 線量率モードからSELECTを3度押すことで、線量率を再測定できます。この時、液晶には 00.00 Sv/h が表示されます。
- MODEを押すと測定がスタートします。測定中は、線量率の値が点滅します。
- 点滅が止まると、測定値が内部の保存メモリに記録できるようになります。
- 円形のアナログメーターは、測定誤差を示しています。円形のアナログメーターが空の時には、統計的な測定誤差が100%ある状態を示しています。つまり、誤差がまだ大きくて値を読むべきではない状態です。
- 測定誤差が20%以内になり、精度の高い測定が完了するとアナログメーターは完全に塗りつぶされます。
アナログメーターが完全に塗りつぶされたら、線量率を測定器の保存メモリに記録することができます。記録を行うにはMODEを押してください。
再測定モードから出る場合にはSELECTを押してください。アナログメーターが完全に塗りつぶされる前でもSELECTを押すと、このモードから抜けることができます。