すべての放射線を測定
α、β、γ、中性子線を測定
食品のベクレル測定に用いる大型・超高感度シンチレーション、大型ガイガーカウンター、ガンマ線の影響を受けにくい新開発He3中性子線検出器の3つの検出器を搭載。
アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線を1台で測定することができるマルチチャネル放射線サーベイメーターです。
消防、警察などで利用されており、災害現場や、汚染調査まで必要な機能をすべて搭載しています。
超高感度ベクレル測定
PM1401K-3 は、食品検査に利用している超高感度クラスの大型シンチレーションを採用しており、鉛容器を使わなくても100 Bq/kg といった食品レベルの放射線を測定できるベクレルモニター機能(Bq/kg)があります。
スペクトル測定機能でもベクレル測定を同時に実行でき、放射線災害による汚染調査時にベクレル測定(Bq)を行うこともできます。
スペクトル・核種識別
放射線スペクトル測定機能により放射線を解析し、放射線を出している元となる物質(核種)を特定することができます。
セシウム134,137、ヨウ素131、ウランやプルトニウムなど、高感度シンチレーション検出器により200種類以上の核種識別をボタン操作だけで簡単に行うことができます。
パソコンから測定器のすべての機能をコントロールできる遠隔操作により、パソコンを使ったより詳細なスペクトル解析が可能です。
GPS搭載・自動ログ
すべての測定値には、測定器に内蔵されたGPSにより位置情報が記録されます。汚染調査や災害現場における正確な記録を残すことができます。
自動ログ機能も搭載しており、分単位で定期的に背景放射線を自動記録し、地図作成の基本データを取得することができます。
すべての放射線を測定
アルファ線・ベータ線・ガンマ線・中性子線を測定
PM1401K-3 は、放射線災害、警察、消防、放射線管理区域など、放射線による汚染が発生している最前線で、いち早く汚染状況を見極めるために開発されました。
コンパクトな測定器に、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線、スペクトル測定、核種識別、ベクレル測定など放射線測定に必要なすべてを搭載しています。
PM1401K-3 の上部は、超高感度・大型シンチレーション検出器です。放射線を識別できる核種識別機能も搭載されており、汚染物質をいち早く特定、わずかな汚染でも非常に早い検出を実現しています。
この検出器は食品測定にも利用できる超高感度タイプです。日本の食品基準値でのベクレルモニターとしても利用でき、100 Bq/kg でのベクレル基準値判定の測定を行えます。
測定器裏面には、ガイガーカウンター検出器があります。汚染物質からのアルファ線、ベータ線、ガンマ線など、それぞれの放射線量をより詳細に測定することができます。
中性子線の検出には、ガンマ線の影響を受けにくい He3 (ヘリウム3) 検出器を採用しており、汚染された現場においてガンマ線が強い状況でも、安定した中性子線の測定を実現しています。
PM1401K-3 に内蔵されたGPSモジュールを使うことで、測定記録に位置情報を付加することができます。災害現場での正確な位置情報を測定記録内部の大容量メモリに保存することができます。分単位で自動的に測定値をメモリに保存できる自動ログ機能も搭載されており、大容量メモリを利用して地図データを作成することができます。
アルファ線+ベータ線+ガンマ線の同時探索機能
新開発・高性能ガイガーカウンター
汚染物質が特定できていない場合には、アルファ線+ベータ線+ガンマ線を同時に検出できるガイガーカウンター検出器による表面汚染探索を利用できます。
汚染の強さに応じて音アラームが早くなる探索機能を使うことで、アラームを聞きながら汚染源をピンポイント特定することができます。
放射性核種によっては、ガンマ線をまったく出さないものもあり、すべての放射線(αβγ線)を同時に測定することで、確実に汚染された箇所を特定することができます。
付属の放射線選択フィルタを切り替えることで、アルファ線、ベータ線、ガンマ線をそれぞれ個別に測定することも可能です。
食品の放射能測定 [ベクレル値 Bq/kg]
日本の食品基準値に対応
一定体積に含まれている放射能(ベクレル値 Bq/kg)を測定できるベクレルモニター機能を搭載しています。
背景放射線量が 0.25μSv/h 以下の環境であれば、鉛容器を使わずに食品の放射線基準値に対しての測定を行うことができます。
測定器に食品の重さ、体積を入力して測定をスタートするだけの簡単操作です。 専用スタンド、マリネリ容器を使うことで精度の高いベクレルモニターとしても利用できます。
たとえば、食品の判定の基準値として100 Bq/kg を設定した場合、測定された値と誤差による変動分(2倍の標準偏差)を加えても、基準値100Bq/kg よりも低いと判定された場合にはクリア(緑色)になり、100Bq/kgを超える可能性がある場合には、赤色で警告します。
ガンマ線・スペクトル解析・核種識別
食品測定と、放射線源探索のための新開発・ガンマ線用の大型シンチレーション検出器では、補足した放射線のエネルギーを分析し、放射線となっている物質名(核種)を特定することができます。
放射線を出す物質に検出器を向けて、30秒から数分程度で、セシウム137, 134, カリウム、トリウムといった放射性物質名を識別することができます。
大型シンチレーションを採用することで、識別までの測定時間を大幅な短縮を実現しています。災害現場や、汚染調査で、正確な判断を行うことができます。
測定器に内蔵された GPS モジュールにより、核種識別や、放射性スペクトル情報まで、すべての記録を位置情報を含めて、大容量メモリに保存できます。
2つの検出器の機能
測定器には、GM管(ガイガーカウンター)とCsI シンチレーション検出器の2つの検出器が搭載されています。
それぞれの測定器は、特徴があり性能が発揮できる放射線量が異なります。GM管は応答が遅い検出器ですが高線量であれば十分な応答速度になります。CsI シンチレーション検出器は感度が高いため低線量でも高速な測定ができます。
ひとつの測定器に2つの検出器を搭載することで、低線量から高線量まで対応することができます。
特徴 | 解説 |
---|---|
検出器の自動切り替え | GM管は、感度が低いため低線量では応答スピード遅いのですが、10 Sv/h を超える高線量まで測定できるのが特徴です。 一方、CsI シンチレーション検出器は、感度が非常に高く低線量でも非常に測定スピードが速くなっています。ですが高線量の測定はできません。 この放射線測定器 PM1401K3 では、0.3μSv/h 以下では、シンチレーション検出器が動作し、0.3μ~100μSv/h の間では、ガイガーカウンターとシンチレーションの両方の検出器が動作します。さらに、100μSv/h 以上になれば、放射線がたくさん飛んでいる環境になりますので、GM管でも十分な測定スピードが確保できるため、GM管に切り替わります。 動作状況によっては、検出器の切り替えは上記以外の動作も行います。常に最適な検出器が選択されるようになっています。 |
エネルギー補償 |
放射線は、セシウム、ウラン、アメリシウム、コバルト、、など様々な原子核から出てきます。それぞれの原子核によって、放射線のエネルギーの強さは、異なっています。エネルギーが違う場合でも、正しい線量率(シーベルト値)を測定器が表示できるかどうかは、検出器にエネルギー補償回路が備わっているかどうかで変わってきます。 エネルギー補償回路がない場合には、セシウムで正しい線量は表示されても、他の原子核からの放射線の場合には、正しい線量が表示できません。場合によっては、5倍、10倍といった値になる場合があります。Polimaster のすべての放射線測定器には、エネルギー補償回路が搭載されています。技術的には、シンチレーション検出器のエネルギー補償は、複雑な形になります。GM管の方が精度の高いエネルギー補償を実現しやすい利点があります。 Polimaster の測定器では、2つの検出器(GM管(ガイガーカウンター)、もう一つはCsI)の両方で、エネルギー補償回路を搭載しています。 |
大型カラー液晶画面
高輝度カラー液晶画面を採用することで、放射線スペクトル解析から食品汚染の測定まで、簡単な操作で実行できます。災害対策、放射線管理区域の定期測定などに必要なすべての機能を提供しています。
測定メニューです。カラー液晶で多才な機能を選択できます。
測定器に記録された測定値です。GPS情報も保持されています。パソコンに転送することもできます。
通常のアルカリ電池のほかに、エネループ等のNiMH充電池も利用できます。
音・振動・光アラームで、放射線の警告アラームを出すことができます。
高輝度カラー液晶の明るさ調節や、電池消耗を防ぐ液晶自動OFF機能です。
PM1401K-3は、大容量の保存メモリを搭載しており、10,000ポイントの測定情報を記録することができます。
本体に内蔵された GPS モジュールにより分単位で測定値を自動保存できます。
設定できる機能一覧です。
ガンマ線に対する線量率(μSv/h)の測定です。下段には、中性子のカウント数が表示されます。
アルファ線、ベータ線、ガンマ線を一度にすべて検出します。
アルファ線だけを測定する表面汚染密度測定モードです。
ベータ線だけを測定する表面汚染密度測定モードです。
食品や土壌などのベクレル値(Bq/kg)測定の設定です。重さ・量を入力します。
食品などの測定前に、まわりの背景放射線を測定します。
食品を測定すると、判定基準値よりも上か下かで判定されます。
食品を測定すると、判定基準値よりも上か下かで判定されます。
ガンマ線からの放射線からスペクトル測定を実行。核種からの光電エネルギーピークから自動的に核種識別します。
測定器には、1,000枚のスペクトルを保存できます。
核種識別の結果表示です。検出された放射線が、どの物質から出てきているのかを調査できます。
スペクトル測定から計算されたベクレル数表示です。10e5 は、10の5乗を示しています。
物や表面の汚染を調査する
線量計、探索メーター
PM1401K-3 に搭載された線量率測定は、皮膚下 1cm を想定した人体の被ばく線量率をシーベルト単位で測定します。調査する環境中の放射線レベルを、人間の被ばく量で表示することができます。
もちろん検出器 には、エネルギー補償タイプの検出器を採用していますので、屋外においてセシウム、ヨウ素、ウランなどの自然放射線がある環境でも、適切な線量率の測定ができます。
ホットスポットなどの場所を特定するための探索メーターは、放射線の強さを音の早さで表現する直感的な機能です。 アラームを聞き分けることで、放射線の高い場所や、物の表面に付着した放射性物質を探索することができます。
探索モードでは土壌、服、遊具、車、自宅の外壁など表面から 10cm 以内の距離で、探索メーターをゆっくりと移動させてください。
メーターの移動と同時に音が変化し、放射線量の変化を知ることができます。線量が高くなるに従い、アラームはより早くなります。 最もアラーム音が早い場所だけ、線量値を測定することで、効率的にホットスポットを探し出すことが出来ます。
音の早さで、放射線がみえる
放射線量が高い場所にいくと、放射線量の強さに応じてアラームが鳴り始めます。
最初は一定間隔でアラームが鳴り始め、より線量の強い場所に近づくとアラームはさらに激しく鳴るようになります。アラーム音を聞くだけで、身の回りに潜むホットスポット(高線量)を特定していくことができます。音の間隔がより短い場所で線量率(μSv/h)を測定すれば、ホットスポットを発見することができます。
放射線量の高い場所(ホットスポット)の線量を測定器に覚えさせることで、より線量の高い場所を探していくことができます。
アラーム音だけでホットスポットの探索を行える機能により、PM1401K-3は多くの専門機関・大学・調査機関で採用されています。
スペクトル解析と核種識別
200種類以上の核種を識別
PM1401K3 の本体には、国際基準ANSIに対応した識別できる核種情報を納めた4タイプの組み込みライブラリが標準搭載されています。
ライブラリ名 | 核種 |
---|---|
full | 133Ba 207Bi 139Ce 57Co 60Co 134Cs 137Cs 152Eu 67Ga 123I 131I 111In 192Ir 194Ir 40K 54Mn 22Na 237Np 103Pd 239Pu 241Pu 226Ra 75Se 113Sn 99mTc 228Th 232Th 44Ti 201Tl 233U 235U 238U 88Y 65Zn |
short | 133Ba 139Ce 57Co 60Co 134Cs 137Cs 152Eu 123I 131I 40K 54Mn 22Na 239Pu 241Pu 226Ra 113Sn 99mTc 232Th 44Ti 233U 235U 238U 88Y 65Zn |
itrap | 133Ba 57Co 60Co 137Cs 67Ga 123I 131I 111In 192Ir 194Ir 40K 237Np 103Pd 239Pu 241Pu 226Ra 75Se 99mTc 232Th 201Tl 233U 235U 238U |
test | 133Ba 139Ce 57Co 60Co 134Cs 137Cs 152Eu 40K 54Mn 22Na 226Ra 113Sn 228Th 232Th 44Ti 238U 88Y 65Zn |
user | 利用者が自由に組み込むことができます。たとえば福島での原子力災害により放出された核種を登録したい場合には、こちらのファイルを使うことで核種を選択・登録できます。 |
識別できる核種を選んで登録できるライブラリ機能
利用者自身が、ライブラリを編集することで、 200種類以上の核種を登録することができます。
セシウム134, 137を含めて、コンパクトな測定器を持ち運ぶだけで、高度なスペクトル分析、核種同定、ホットスポット探索をいつでも行うことができます。
スクリーニングの方法
福島など原子力災害による汚染地域でのスクリーニングの場合には、115 cps がスクリーニング基準(40 Bq/cm2) に相当します。
防護服や汚染された車両の表面をスクリーニングして、この基準以上であれば除染する必要があります。
測定方法
- PM1401K3 のアルファ、ベータ、ガンマ探索モード(αβγ)を選択します。
- 背面の金属フィルタを開けます。
- 表面から 5 mm 程度の距離に測定器で測定を行います。
- 測定値(cps単位) を確認して 115 cps が 40 Bq/cm2に相当します。
- cps 値を 0.35 倍にすることで Bq/cm2単位になります。
こちらの換算表は、メーカーにおいてセシウムを塗布した平らな標準線源を用いて実験的に換算係数を求めたものです。
αβγ探索モード
[cps] | 表面汚染への換算
[Bq/cm2] |
---|---|
1.1 | 0.4 |
11.4 | 4 |
114.3 | 40 |
285.7 | 100 |
1142.9 | 400 |
探索モードとは?
探索モードは今現在の放射線量を調べて、それよりも高い放射線量を検出するとアラームや振動で知らせるモードです。
探索モードの便利な点は、警告アラームが発動する放射線量が自動的に設定される点にあります。たとえば作業現場に着いて測定器の電源を入れると測定器は、その場所の線量を測定します。この時に背景放射線量を記憶して、この値よりも少し高い放射線量で自動的にアラームが発動するようになります。
警告アラームが常に自動設定されるため、これから出会うかもしれない未知に放射線量に対して確実に警告を発動させることができます。
メニューから「校正」を選択すると、背景の放射線の測定を開始して、まわりの放射線量を記憶します。
放射線の高い場所を探すために、移動したり、いろいろなものに測定器を近づけてみてください。
放射線の高い場所を見つけたら、その場所で再度、1を行います。測定器は、線量の高い今の場所の放射線量を記憶します。次は、さらに線量の高い場所でアラームが鳴るようになります。
これを繰り返すことで、身の回りで最も線量の高い場所を探すことができます。
屋外での探索モードの使い方
探索モードは、音の早さや振動の強さで放射線量をお知らせする機能です。
放射線量を数字で比較しなくても、音や振動だけで、放射線の強さを直感的に知ることができ、公園や庭など広範囲の探索にとても有効です。
この手順を繰り返すことで、公園や庭などの広い場所から、高線量の場所(ホットスポット)を探し出すことができます。
パソコンでのデータ確認
Windows ソフトから測定器のすべての機能をコントロール
パソコンと接続すると内蔵のWindows ソフトウェアを起動することができます。
スペクトル測定、核種識別、線量率測定、食品ベクレル測定など、すべての機能をパソコン画面から操作することが可能です。測定器に記録されたデータも、テキストに出力・保存することができます。
たろうまるの安心サポート体制
高性能な放射線測定器を、ずっと安心してお使いいただくために、最高のサービスを提供したいと考えています。
いつでもご遠慮なくお問い合わせください。
校正と点検
たろうまるは、正規販売店です。
測定器の販売、点検・校正、技術サポートまで、メーカーの技術者から教育を受けたスタッフが対応しております。 購入頂いた線量計、放射線測定器、サーベイメーター、食品用放射線測定器は たろうまるを経由して、メーカーでの修理、点検、校正を行うことができます。
安心の修理体制
メーカー保証期間、保証後も、修理は承っております。
修理品の送料につきまして、
弊社側からの発送の場合は弊社負担、お客様側からの発送については、お客様のご負担となります。あらかじめご了承ください。
サポート
すべての製品は、10年間以上利用されることを想定した耐久性のある設計です。 お求めいただく測定器は、長い期間お使いいただく製品になります。
たろうまるでは、お客様が製品を使用している間ずっとサポートを行っていく体制をとっております。 使い方、修理、校正、点検など、あらゆる場面において技術スタッフが、いつでも対応しております。
放射線測定器 PM1401K3 仕様
-
製品の分類
- 放射線測定器
- サーベイメーター
- スペクトルメーター
- 核種識別・核種同定
- ベクレルモニター
-
サイズと重さ
高さ :262 mm
幅 :60 mm
厚さ :65 mm
重さ :770 グラム -
付属品
- Windows 対応ソフト(内蔵)
- アルファ線用フィルタ
- フィルタリング3個
- ガンマ線フィルタ
- 日本語解説書
- 校正証明書
- ベルト用クリップ
- USBケーブル
- ケース
-
表示
高輝度カラー液晶ディスプレイ -
ガンマ線の線量率測定
0.01 μSv/h ~ 200 mSv/h -
線量率の精度
±(15+Κ/H)%
H : 線量率 (mSv/h)
Κ : 係数 0.0015 (mSv/h) -
アルファ線測定の精度(239Pu)
±(20+A/φ)%
A : アルファ線束密度 1/分・cm2
φ : 係数 450 1/分・cm2 -
ベータ線束密度測定範囲
6.0 ~ 105 1/分・cm2 -
ベータ線測定の精度(90Sr + 90Y)
±(20+A/φ)%
A : ベータ線束密度 1/分・cm2
φ : 係数 60 1/分・cm2 -
137Cs ベクレル測定範囲
100 ~ 100,000 Bq/kg
(マリネリ容器使用) -
137Cs ベクレル測定の精度
±(30+K/A)%
K : 係数 2000 Bq/kg
A : 測定ベクレル値 (Bq/kg) -
137Cs ベクレル測定の感度
3.0 × 10-3cps・kg(l)/s・Bq以上 -
測定可能な試料密度
(137Cs ベクレル測定)0.2 ~ 1.6(g/cm3) -
0.662 MeV(137Cs)に対する
エネルギー依存性- エネルギー範囲
0.015~0.045 MeV
±40%以下 - エネルギー範囲
0.045~15.0 MeV
±30%以下
- エネルギー範囲
-
検出器
- 高感度CsI(Tl)シンチレーター
- GM管
- 中性子線検出器
-
CsI シンチレーション体積
12.87 cm3 -
ガンマ線に対する感度
- 137Cs
12,000 cpm/(μSv/h)
- 137Cs
-
アルファ線に対する感度
239Pu0.5 cps cm2 -
ベータ線に対する感度
90Sr+90Y3.5 cps cm2 -
中性子線に対する感度
- 0.09 cps cm2 : Pu-α-Be
- 4.0 cps cm2 : 熱中性子線
- 0.6 cps cm2 : Pu-・-Be(減衰ケース利用時)
-
エネルギー範囲
- ガンマ線 0.015 ~ 15MeV
- ベータ線 0.15 ~ 3.5MeV
-
測定の感度依存性(ベータ線)
±30%以下 -
カウント値の指示範囲
- ガンマ線
1.0~9999/秒 - 中性子線
0.01~999/秒 - 探索モードにおけるガンマ・アルファ・ベータ線
1.00~2.7×105/秒
- ガンマ線
-
137Csベクレル測定の感度
3.0 × 10-3 cps•kg(l)/s•Bq 以上 -
スペクトル解析チャネル数
1,024 -
核種分析
ライブラリの追加により、200種類以上を追加できます。 -
スペクトル保存
最大 1,000ファイルを本体に保存 -
校正
-
電池
単3電池 2本
アルカリ電池もしくはニッケル水素充電池 -
連続動作
- 通常の使用時 100 時間
- 液晶連続表示時 50時間
-
動作モード
- 探索モード
(ガンマ線・中性子線・アルファ線・ベータ線)(μSv/h) - 中性子線カウント積算
- ガンマ線空間線量測定
- アルファ線束密度測定
- ベータ線束密度測定
- ガンマ線探索
- アルファ+ベータ+ガンマ線探索
- スペクトル測定
- 核種識別
- ベクレル測定
- パソコンとのデータ通信モード
- 探索モード
-
アラーム
背景となる放射線より一定以上、高い放射線を検出するとアラームを発動。- 音アラーム
- 振動アラーム
- 画面表示
- 光アラーム
-
探索アラーム
放射線の強さで感知するとアラームの頻度を変えてお知らせ。 -
防水・防塵
IP 65- 強い水流に対する防水
- 防塵保護
-
パソコンとの接続
USB -
線量率の記録メモリ数
-
データ管理ソフトウェア
Windows , 32,64 bit対応 -
動作環境
-30度~+50度
-30 ~ -20度(ガンマ線、中性子線探索モードのみ作動) -
落下試験
70 cm -
保証
- メーカー保証1年
- 初期動作保証
-
信頼性テスト
平均製品寿命 10年 -
取扱説明書
-
ダウンロード
-
Windows 対応
Windows 10, 11
-
国際規格
- 国際原子力機関IAEA基準
- ANSI N42.48
- ANSI N42.42
- ANSI N42.32
- ANSI N42.33
- ITRAP
- GOST P 51635-2000(IIHγ20)
- GOST P 51635-2000 (IYHn200)(減衰ケース利用時)
-
搭載機能